引き戸を使って効率的な間取りを

都心部では、一般的に建築する土地が狭く、2階建て3階建てが当たり前で、どうしてもワンフロア当たりの床面積が狭くなり、間取りに悩むことが多いですよね。間を仕切りしすぎると手狭になってしまいますし、逆にリビングだけにスペースを取ると、それが光熱費などの無駄を生むこともあります。一家そろってリビングにいるという時間は、実際にはごくごく限られているからです。そんな悩みを解決するのが、壁ではなく引き戸による間仕切りです。リビングスペースは必要以上に広く取らず、2つの区画に分けます。おすすめなのは、ひとつを和室にしておくこと。客間は必要ですが、これも家庭によっては滅多に使わないもの。そうであれば、引き戸によって臨時的に客間に変えられますし、普段客間として使わないときは解放するようにしておけば、リビングの体感的な広さがまったく違ってきますよ。

家の戸のほとんどを引き戸にしました

家のほとんどを引き戸にしています。子どもがいるので、開き戸では指を挟んだり、脚を挟んだりという危険もありますし、大きな音を立ててバタンバタンやられてはうるさいので。最初は引き戸でもうるさい点は同じかなと思っていましたが、今の引き戸には、閉まる直前に力を掛けなくても半自動で静かに閉まるものがあると聞き、迷わずそれにしました。機嫌が悪くてバタンとやろうとしてもできないようになっています。他にも良かったと思うのは、家全体に風を通したいときですね。すべて開け放っていれば窓から気持ちよく風が抜けていきます。開き戸では風で閉まったりとか、見た目もなんとなくだらしない感じがしますが、そんなこともありません。留守中は基本的に家中の戸を開けて換気していきます。嫌な空気がこもらなくて、帰ってきたときさわやかでいいですよ。

引き戸を採用してちょっと失敗したところ

引き戸でちょっと失敗したことがあります。開き戸のような開閉スペースが要らず、有効に間取りが取れること、楽に開け閉めができて、開放感もあり概ね満足しているのですが、場所によって不向きなところがあるようです。というのが、今の引き戸は扉の下部にローラーがついていて、それが細い溝を転がって稼働するようになっています。そのローラーにほこりが積り、巻き付いた格好になると、ローラーの回りが見る見る悪くなり、ついには開け閉めするのにかなり力を入れないといけなくなります。部品が小型化されているので、分解も掃除もできず。こうなるとローラーを取り換えなくてはいけません。うちの場合、3年で2箇所そうなりました。ひとつは脱衣所、ひとつはカーペット敷きにしている寝室です。どちらもほこりが舞いやすい環境ですので、こういうところは開き戸かレールのないタイプを遣えば良かったです。